古くからの友人に「家を新築したので、外構を」と依頼されました。 「とくにこだわりはない。すべて任せる」とのことだったので、 家の雰囲気に合わせ、明るく自然なイメージで設計しました。 |
外壁には古い枕木(まくら木)を使用し、新築の家に「こなれ感」をプラス。 レンガ積みの壁と交互に、ゆるいカーブをつけて配置し、壁の外に植栽スペースを確保。 枕木の高さにも変化をつけて。 | ||
止め具の穴が残る枕木の裏。 長い使用に耐えてきたこの独特の風合いが、古まくら木の魅力。 |
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駐車スペースと門柱の間に空間を空けて砂利で仕上げ、飛び石を配して遊び心を。 左右の門柱の高さを変え、小さいほうを奥にひっこめたのも工夫の一つ。 こうすると単調にならず、奥様のお好きな小物や花の台に使っていただきやすい。 | ||
門から玄関までのアプローチは、家の外壁に色を合わせた石の乱張り。 花壇も曲線で柔らかみを出しました。 |
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カリグラフィのプロで、 かつてはトールペイントの教室も開いていた妻が書いた表札。 素焼きレンガ板の風合いが家・庭の雰囲気にぴったり。 |
庭の中の様子。落ち着ける雰囲気の庭に仕上がり、施主である友人も喜んでくれました。 |