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セキスイ「美・彩・家」の庭    横浜市I邸

玄関前

I邸は旧家です。古いものがたくさん残っています。 最近、積水ハウス(セキスイハウス)で家を建て替えました。 「美・彩・家」を意識した「BeSai+e(ビーサイエ)」という新型モデルです。

TOKUさんの腕の見せ所は二つ。 古いものをどう生かすかと、新築の家とどうマッチさせるかです。 ビーサイエの日本の四季を彩るコンセプトそのままの庭を実現しました。

【古い水がめ】

インスピレーションを与えてくれたのは、この家に代々伝わる水甕です。 およそ百年経過していると思われます。

これを見た瞬間、「決まったな」と思いました。

玄関脇に置き、ポイントにすることにしました。

古い水がめ
クリの木の袖垣

【袖垣】

水がめの後ろに袖垣(そでがき)を作りました。 柱にクリの木の丸太を使用。 微妙に曲がっているところが、天然木ならでは。

クリの木の袖垣

塗装には柿渋を使用。木目がくっきり浮き上がり、落ち着いた色に仕上がりました。

水がめには水を張り、水生植物を。 施主が植えてくれました。

中央の庭
水鉢と筧

【水鉢と筧(かけい)】

玄関の左側には、大きな自然石の水鉢を。 筧(かけい)から出る水は循環式。 石のくぼみから自然に落ちた水をポンプで吸い上げる仕組み。

循環式は、初期費用はかかりますが、ランニングコストが抑えられます。

水鉢の手前左右、前石代わりに石臼を配して。 これもこの家で昔使われていたものです。

水鉢を設置してから分かったことですが、水面の光がキラキラ軒裏に反射してきれいだそうです。

臼(うす)
クリの木の袖垣

【延段(のべだん)】


庭の園路の部分を和風の庭では「延段」と呼びます。

I邸の延段は、鉄平石の乱張りと御影石の平板を取り合わせました。 日本古来の美感覚「真・行・草」でいえば「行」(基本とくずしの中間)にあたります。

ハイ苔・景石

植栽部分にはハイ苔を敷き、ところどころに景石を配置しました。 石は、もともとI邸にあったものを利用。

アプローチ

門から玄関へのアプローチは、ゆるやかに孤を描き、木立の中を歩くイメージで。

門の左脇 門の右脇

門の左側は、涼しげなアオダモを中心に、常緑樹のイリシュウムなどを雑木風に。 イリシュウムは成長が遅いので、剪定の必要が少なく済みます。

門の右側は、ネジキなど。


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